親猫が子猫を運ぶ時は、子猫の首筋を加えるのは周知の事と思います。

この時、子猫は背中を丸め、声も出さずにおとなしく母猫に咥えられて行きます。この時、子猫が暴れたりせず、更には心拍数も下がって身体を丸めるのは、敵から見つからない為の本能的な反応だと言われています。

これを応用して、猫を病院へ連れて行く時や災害時におとなしくさせる方法があります。

これは成猫にも通用する方法です。

先述の母猫が子猫を運ぶ時の様に、猫の首筋、人間で言えば「うなじ」に当たる部分を片手でキュッと5~10秒間摘まむのです。

すると、猫は反射的におとなしくなり、更には尻尾を後ろ足の間に挟んで身体を丸める、といった格好をする事すらあります。

他に、4~5cm幅位のクリップを首筋に2個程付けるという方法もありますが、自分の家の猫なら飼い主の手で掴んでやると良いでしょう。

注意点としては母猫と違い、猫を上に持ち上げない事です。

ただ、横になっているにしろ、抱いているにしろ、首筋を掴むだけです。

それによって心拍数も下がりますから、猫にとってこの行為は恐怖や苦痛ではなく、受け身的な気持ちになるようです。